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多くの人が部分痩せしたいところといえば、ふとももです。
太ももには血管やリンパ管などの大切な組織が詰まっており、
それを守るために脂肪がつきやすいと考えられています。
しかし守りすぎるのも問題ですので、効果的に細くしていきましょう。
■太ももの前のほうに脂肪がついている
まずは、自分の太ももの脂肪のつき方を確認することから始めます。
姿勢を正して、椅子に深く腰かけてみてください。
その時、太ももの脂肪がどうついているのかをチェックしてみましょう。
膝の上にたっぷり脂肪がたるんでいる人は、
「大体四頭筋」という筋肉が弱まっていることが考えられます。
この筋肉が弱いと、膝まわりに脂肪がつきやすいだけではなく
関節炎を起こしやすくなってしまいます。
若いうちはともかく、加齢とともに階段の上り下りの時などに
膝の痛みを抱えることにつながりますので、しっかりきたえておきましょう。
エクササイズとしては、次のようなものが効果的です。
1.椅子に浅めに座り、太ももの間に本をはさみます。
2.そのまま本が落ちないように、両足をまっすぐ伸ばします。
3.10秒ほどキープ。これを5~10回繰り返しましょう。
ひざ周りの筋肉が刺激されるのを感じるはずです。
■太ももの裏に脂肪がついている
椅子に深く腰掛けた時、太もものお肉がペチャッと広がる人は、
裏側に脂肪が多い証拠です。
ここは大体四頭筋という筋肉をきたえることで、引き締めることができます。
1.両膝をしっかりつけて立ちます。
2.片方の脚をゆっくり後ろに折り曲げ、なるべくかかとがお尻につくまで曲げます。
3.10秒間ストップ。これを5~10回、両方おこないます。
ただし慣れないうちは、太ももの裏側がつりそうになることがあるため、
最初は様子を見ながらゆっくりとおこないましょう。
■太ももの脂肪が硬い
太ももは太いのに、椅子に深く腰掛けてもお肉が横に流れない人は、
脂肪が硬くなってしまっている可能性があります。
このような場合は、お風呂上りなどにマッサージして脂肪をほぐすことで、
落ちやすくなるでしょう。
なかなかほぐれない場合は、セルライトがかなりたまっているかもしれません。
エステなどで痩身マッサージを受けるのもおすすめです。
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